奄美大島で最高の思い出を!夏休みの旅行特集

大浜海浜公園

真っ青な海に緑豊かな森、多様な生き物と独自の文化が息づく奄美大島。夏休みの旅先として、自然もアクティビティも文化体験もバランスよく楽しめる魅力が詰まっています。

小さなお子さま連れの家族からカップル、三世代旅行まで、誰もが思い思いの楽しみ方で過ごせるのが奄美大島の大きな魅力。今年の夏は、心に残る特別な時間を奄美で過ごしてみませんか?

夏にこそ楽しみたい!紺碧の奄美大島の海

夏の奄美大島でぜひ楽しんでいただきたいのが、真っ青に輝く海。明るい日差しが高い角度から差し込む夏は、海の青い色も鮮やかさを増します。

見ていてももちろん目に美しい奄美の海ですが、水中も明るく、気温・海水温が高いので快適に楽しめます(日焼け対策はお忘れなく!)。

3歳から参加できるシュノーケリング

海の楽しみ方といえばダイビング、SUPなどもありますが、手軽に幅広い年齢から参加できるのがシュノーケリングです。ライフジャケットを着用し、浮き輪も使えるシュノーケリングは、3歳から参加できます。

ゴーグルで海の中をのぞいてみると、サンゴや熱帯魚がたくさん!ウミガメが棲むビーチもあって浜から会いに行けます。ファミリーや三世代で一緒に思い出を作るのにぴったりの体験です。

活発になる生き物観察も夏の醍醐味

多様性に富む奄美大島の生き物

奄美大島が世界自然遺産に登録された理由の一つが、固有種を含む生き物の多様さです。
山・川・海・マングローブと変化に富む微地形が、多様な生き物の生息環境を提供してきました。

夏はナイトツアーにも行きやすい

アマミノクロウサギ
オットンガエル
リュウキュウコノハズク
リュウキュウアカショウビン

もともと温かい気候の奄美大島では、生き物たちの活動も夏に活発になります。その上、夏は夜でも気温が高いのでナイトツアーにも繰り出しやすいと言えるでしょう

夜の森ではカエルや鳥も活動、目にすることができる動物が増えます。夏の夜は生き物観察にコンディションのよい時期と言えます。

ただしハブの活動も同じように活発になりますので、ナイトツアー参加時はガイドの指示を守るようにしましょう。

施設でも生き物観察・ふれあいできる

小さなお子さん連れなど体力面を考慮すると夜の生き物観察ツアーやシュノーケリングといったアクティビティへの参加は難しいかも…。
そんな方でも生き物を観察し触れ合える施設が奄美大島にはあります。

Kuru Guru(くるぐる)

Kuru Guru(くるぐる)は奄美野生生物保護センター近くに新しくオープンしたアマミノクロウサギの保護研究施設。体験型の展示でクロウサギの生態や人とのかかわりについて学ぶことができます。野生復帰できないクロウサギを昼夜逆転した部屋で飼育し、クロウサギが活動する姿を見学できるコーナーもあります。

奄美海洋展示館

ウミガメが泳ぐ奄美海洋展示館の水槽
奄美海洋展示館でのウミガメ餌やり
奄美海洋展示館外観

大浜海浜公園にある奄美海洋展示館では、大水槽でウミガメや奄美にいるなじみの深い魚が泳いでいます。このウミガメには餌をあげる体験もできます。奄美の海を形づくるサンゴの生態や、ミステリーサークルのような産卵床を作ることで話題になったアマミホシゾラフグについての紹介・解説も。貝殻などを使ったクラフト作りやキーホルダー作りの工作体験もできるので、持ち帰る思い出作りもできそうです。

生き物観察のアクティビティは自然が相手のこと。かなりの確率でお目当ての生き物に会えるものの、時にはどうしても出会ないこともあります。
こうした施設があればそんな万一の時でもバックアップのプランが立てられるので安心ですね!

混みすぎない奄美大島でプライベート感のある滞在を

実は意外と広い奄美大島。日本の離島の中では佐渡島に次ぐ2番目の大きさです。そんな奄美大島ですが、入域するための交通のキャパシティが限られているのが実情です。
ビーチや観光先も散在しているため、行った先々では比較的ゆとりを感じられることでしょう。

また宿泊施設でも客室数の多い大型ホテルがなく、パブリックスペースが混みすぎて不快な思いをすることも少ないと思います。

特に南部のリゾート the scene は特にプライベート感満載です。ゲストルームの一面は広いガラス張りで、大島海峡とその先に横たわる加計呂麻島を一望。美しい景色を貸し切りで楽しむことができます。

奄美の歴史・文化を体感してみんなで一緒に振り返る共通体験

奄美大島の歴史はとても起伏に富んでいます。時期により琉球、薩摩、米軍と様々な支配を受けてきた歴史的な経緯があり、それが食をはじめとする文化や生業にも影響を与えているのです。

頭で理解しようとすると簡単ではない歴史や文化ですが、体感で触れることができるのが奄美大島のいいところです。ここではその一例を取り上げてご紹介します。

鶏飯|薩摩藩の役人をもてなした料理

奄美大島の代表的な島グルメといえば鶏飯(けいはん)。鶏肉や干しシイタケ、錦糸卵などの具をご飯に載せ、鶏の出汁が効いたスープをかけていただきます。
鶏飯はもともと薩摩藩の役人を出迎えるために生まれたといわれています。
お店ごとに味が違うので、食べくらべてみるのも面白いでしょう。

黒糖焼酎

奄美群島だけで製造されている島のソウルドリンクが黒糖焼酎です。米麹で仕込んだもろみにサトウキビから精製した黒糖を溶かし入れて製造します。芋や麦など農産物そのものではなく、加工品を材料にするのも黒糖焼酎の珍しいところです。

奄美群島での黒糖を使った焼酎作りは、少なくとも江戸時代には記録が残っています。アメリカ軍の占領下から復帰する際、当時の酒税法では糖質を原料とするお酒はスピリッツの中のラムという扱いになり、高い税がかかるはずでした。そこで奄美の酒造組合が陳情を行い、「米麹を併用すること、地域は奄美群島内に限ること」を条件に、焼酎としての製造が認められることになりました。だから黒糖焼酎は奄美群島でしか製造されていないのです。

大島紬・泥染め

奄美大島を代表する伝統工芸品が大島紬です。その軽い着心地と緻密で精巧な柄で世界三大織物の一つに数えられます。
大島紬の緻密な模様は、設計図に従って正確に糸を染め、細かいズレを修正しながら織るという特殊な製法で描かれています。正確に糸を染めるためには、染めない部分をいったん強く締めて織る「締め機(しめばた)」という工程があり、織ったものを染めた後、再びほどいて糸にしているのです。

また、染める工程では、シャリンバイという木のチップを煮出して発酵させた液と泥田での染めを80回以上繰り返す泥染めによって美しい黒色を出しています。 このように大島紬の製造工程は30〜40に細かく分かれ、それぞれの工程が熟練の技を必要とするため、専門の職人による分業制で作られています。島内には工程を見学できたり、織り・着付け体験できる工房があります。

タイプ別おすすめ奄美大島夏休み旅行

子連れ・ファミリー旅行

奄美大島の海も山も!シュノーケリング・マングローブカヌー・トレッキングツアー

ポイント
  • 奄美大島の山川海を、子どもから楽しめるアクティビティで味わい尽くすツアー
  • シュノーケリングは6歳から参加できる、マングローブカヌーは2人乗りもあって3歳から参加できます
  • レンタカー付なのでアクティビティの合間に観光も楽しめます

奄美の生き物三昧!ウミガメシュノーケリング&夜の野生生物観察付ツアー

ポイント
  • 生物好きの方のための、奄美大島の生き物三昧のツアー
  • シュノーケリングでウミガメとの、ナイトツアーでクロウサギとの出会いを目指します
  • マングローブカヌーツーリングでは、淡水と海水が混じる汽水域でに暮らす生物の観察も

三世代旅行

穏やかに風土に親しむ 奄美大島旅

ポイント
  • 多様な固有種が暮らす奄美大島の自然と歴史が織りなす独自の文化にゆっくり触れあうツアー
  • あくまで穏やかな旅程で、でもしっかり奄美大島の風土を味わうことができます
  • 幅広い年齢層が無理なく行ける内容で、小さなお子さま連れや三世代旅行におすすめです

カップル

the sceneツアー

ポイント
  • 奄美大島の南部、ヤドリ浜に面して建つ隠れ家のようなリゾート the sceneに滞在するツアー
  • 客室数も少なくプライベート感のある滞在が楽しめます
  • サンセットクルージングや星空観察・撮影を追加して二人だけの思い出作りを

さあ、奄美大島へ出発!思い出に残る夏休みを

奄美大島の夏は、青く透き通る海や多彩な生き物との出会い、豊かな歴史文化体験など、心に残る体験が盛りだくさん。子どもから大人まで、誰もが自分らしく楽しめるアクティビティがそろっているので、家族旅行にもカップル旅行にもぴったりです。

今年の夏は、自然と文化に包まれる奄美大島で、特別な思い出を作ってみませんか?

 

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南西旅行開発株式会社
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営業時間 月〜金 10:00〜17:30
土 10:00〜12:30
日曜・祝日・年末年始は休業

オプショナルプラン

自然体験オプション
奄美大島の各種自然体験プランはこちらから。人気のマングローブカヌーや金作原トレッキング、ダイビングやヨットクルージングなど。
奄美大島レンタカー
島内移動にご利用ください。軽〜ワゴンまで色々なクラスを取り揃えています。

旅のヒント・情報

旅行のコツ・回り方
奄美大島に行くのが初めての方、地理がよく分からない方はこのページで勉強してみましょう!モデルコースも紹介しています。
グルメ&食情報
奄美大島のおいしいお店を紹介しています。鶏飯はもちろんのこと、地元食材を活かした色々なレストランなどあります。
島暮らし体験&見学情報
泥染めや紬織り、黒糖焼酎造りなど奄美大島に残る独特の伝統や技術の見学・体験情報です。
ホテル・宿泊情報
宿泊施設の情報を地区別に調べられます。